川上未映子

今日のNHKスタジオパークからこんにちは』のゲストは芥川賞作家の川上未映子さんだった。

番組を見て、川上が非常に特異な感性の持ち主であることがよくわかった。
子どもの頃、川上家には一冊も本が無く、川上が文学に触れるきっかけは教科書だった。川上は教科書を貰うとすぐ自分で全ての所収作品を読み終えてしまうため、残りの一年近くはヒマだった。高校に入ると、文学全集を読み始める。作家の名前を元に「あいうえお」順で「あ」から順番に読んでいった。

川上には文字に対する独特の感性があるらしく、例えば「困」という文字を見たとき、(木が囗で囲まれているから、「困」=「特別な木曜日」なのかな?)と想ったりする。

こういう他と違った感性を持つ、独特な語り口の女性が小生は大好きで、話を聞いているだけで、とにかく楽しい。


川上の最新作『ヘヴン』の紹介は⇒こちら