体温を上げると健康になる 実践編 - 齋藤真嗣

70万部を超えるベストセラー本『体温を上げると健康になる』の続編である『同 実践編』が上梓された。『実践編』の冒頭は、新婚の女性が罹りやすい膀胱炎の原因が、実は低体温だった、という内容から始まる。

内容を大きく分けて紹介すると、以下の通りだ。(後日、追記予定)

  • SOD(抗酸化物質)についての説明
  • スロートレーニングの実践法
  • 老齢により腰が曲がるのは、筋肉が萎縮するため
  • 頸椎(安定)、胸椎(可動)、腰椎(安定)、股関節(可動)、膝関節(安定)、足首(可動)
  • トイレの洋式化により股関節周りの筋肉が鍛えられなくなった
  • 浴室では椅子を無くし蹲踞姿勢をとれば、股関節周りの筋肉を鍛えることができる
  • 免疫力のピークは15歳
  • 胸腺の萎縮が免疫力の低下を招く
  • 東京とニューヨークを飛行機で往復した場合の被曝量は、胸部レントゲン写真を一回撮ったのと同等
  • 外国では、電磁波の影響を避けるため、極力、未成年者に携帯電話を使用させないようにしている
  • ドローインの実践法
  • リンパマッサージの実践法
  • 低体温のひとがローフード(生の食材)を食べると、内臓がさらに冷え、酵素が働かないので、NG
  • 長寿遺伝子サーチュインは、赤ワイン(レスベラトロール)で目覚める
  • おすすめの洋食は、ラム肉(カルチニン)、じゃがいも(ギャバ)、ニンジン(CoQ10)の3点セット

また、本書は付録つきだ。この、オリジナル特製カード型「液晶体温計」(約500円相当)は、『実践編』の付録としてぴったりだ。

体温を上げると健康になる 実践編

体温を上げると健康になる 実践編

第1章 体温が低いと病気になる
 ・増えつづける「新婚病」の原因は低体温だった
 ・低体温は自律神経の乱れを知らせるアラーム
 ・緊張するとトイレに行きたくなるのはなぜだろう?
 ・「薬を飲んでいるから安心」は大きな勘違い
 ・抗うつ剤がもたらす「負のスパイラル」の恐ろしさ
 ・うつ病と診断された男性は、まず更年期障害を疑え!
 ・加齢臭は体温の低い人ほど強くなる
 ・低体温の女性は不妊症になるリスクが高い
 ・夜10時から深夜2時までは真っ暗にして眠りなさい

第2章 体温から読み解く免疫の謎
 ・誰にでも毎日、五〇〇〇個のガン細胞ができている
 ・なぜ心臓はガンにならないのか?
 ・過度な運動はフリーラジカルを増やすので逆効果
 ・ほくろが80個以上ある人は皮膚ガンの可能性がある
 ・携帯電話の電磁波がガンを引き起こすリスク
 ・飛行機で自然被曝するという事実は、欧米では常識
 ・人の免疫力のピークは男女ともに15歳
 ・免疫力を高める「運動」「食事」「睡眠」のコツ

第3章 この運動で体温は自然と上がる
 ・年をとると、なぜ腰が曲がるのか?
 ・女性に腰痛持ちが多いのは「ハイヒールを履いている」から
 ・トイレが和式から洋式に変わって失われたこと
 ・腹式呼吸は「鼻から吐いて鼻から吸う」がベスト
 ・筋肉痛はなぜ、年をとると遅れてやってくるのか?
 ・ダイエット効果がすぐに表れる運動、効果が持続する運動
 ・「ドローイン」が人間の体を劇的に変える
 ・5つのドローインで筋肉を再教育する
 ・関節のトラブルを防ぐ上手なストレッチのやり方
 ・ストレッチはきついくらいでないと意味がない
 ・入浴中のリンパマッサージでリラックス効果を高める
 ・マッサージは強すぎると逆効果になる
 ・目的意識をもつだけで運動効果は断然違う

第4章 体温を上げる食事と生活習慣
 ・「ローフード」を私が勧めない一番の理由
 ・よく噛むことで得られるメリットは計り知れない
 ・大根おろしが焼き魚のこげによる発ガンを抑える
 ・食べる順番を工夫するだけで老化は抑えやすくなる
 ・うどんとそばなら、そばを選ぶのが賢い選択
 ・カラフルな野菜を食べなさい
 ・精神の安定には「トマト」と「かぼちゃ」と「じゃがいも」がいい
 ・「きのこ」「納豆」「ねぎ」が免疫力を高める
 ・副交感神経を刺激する食材はこれだ!
 ・人間の体は悪玉菌さえ必要としている
 ・「生きた乳酸菌」を摂ってもほとんど意味はない
 ・日本古来の健康法「乾布摩擦」が効く理由
 ・摂取カロリーを減らすと寿命が延びる
 ・子どもがやってはいけない健康法
 ・65歳を境に、健康法を変えなさい
 ・長寿遺伝子を発現させる「赤ワインの秘密」
 ・お勧めは「ラム肉、じゃがいも、にんじん」の3点セット
 ・年をとるにつれて早起きになる一番の理由
 ・人間の体はすばらしい謎に満ちている
おわりに

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