一号機で何が起きている?

5月21日(土)〜22日(日)、福島第一原発1号機格納容器本体の放射線量が急上昇。これはいったい何があったんだ。

この間に起きたことといえば、「窒素注入の中断」ぐらいか。

 また、東電は新たな水素爆発を防ぐために1号機格納容器内に注入している窒素の供給装置が、温度上昇で21日午後2時ごろに故障停止したと発表した。予備の装置で約3時間後に注入を再開した。原因は調査中で、東電は「数時間の停止は、安全上問題はない」と説明している。

毎日新聞 2011年5月23日 東京朝刊


早野氏によれば、急上昇の原因は計器不良なので問題ないとのことだ。いずれにしても、計器不良による異常数値ならそもそも公表しなければいいのにと思う。グラフを作成するにしても、計器不良部分の折れ線を、実線じゃなく破線にするとか、工夫すればいい。無用な混乱をさけるためにも。