姓名の神秘 - 熊粼健翁

姓名の神秘 (1951年)

姓名の神秘 (1951年)

本書の実例編で太宰治を論証しているが、その漢字が間違っている。熊粼は、太宰の名を「宰治(天13,人19,地10/外4,総22)」としているのである。

大宰文学で盛名を馳するも、玉川上水に入水情死した作家。四十歳。人、地、外格の夫々に破壊的短命運数と、天、人、地格三才の配置は急変死招来の大凶配置。

正しい漢字は、「宰治(天14,人19,地10/外5,総23)」である。この場合、人、地格は破壊的短命運数であることに変わりはないが、外格は問題ないはずだ。三才については、火水水のままなので、大凶配置であることに変わりはない。だとしても、姓名判断の本において、漢字の間違いは致命的だ。もっと慎重に校正して出版してもらいたいものだ。



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