2008-01-01から1年間の記事一覧

The Arabian Nights: Review by AS Byatt

⇒Subscribe to read | Financial Times Wordsworth, as a child, had “a little yellow canvas-covered book, a slender abstract of the Arabian Tales”, which fed his imagination. He describes the “promise, scarcely earthly” of discovering that th…

2008ペーパーバック良書(フィクション)

⇒Review: Pick of the paperbacks 2008 | Books | The Guardian Darkmans作者: Nicola Barker出版社/メーカー: Ecco発売日: 2007/12/01メディア: ペーパーバック クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る"Clever, sassy, suspenseful, explosively c…

2008年ベスト本

⇒The Best Books of 2008 | Village Voice 2666作者: Roberto Bolano,Natasha Wimmer出版社/メーカー: Farrar Straus & Giroux発売日: 2008/11/11メディア: ハードカバー クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見るApocrypha, secret history, and mur…

第6回全日本大学女子選抜駅伝

終わってみれば「これは立命館大学のエース小島一恵のために作られた番組だった」という印象を受けた。そう断言する理由は次の8つだ。 立命館は小島一恵の3区で1位に躍り出た。 小島一恵は区間新記録を達成した。 「どの実業団も小島一恵を欲しがっている」…

イーストレーキ『勇敢な日本』

この本は司馬遼太郎『坂の上の雲』に出てくる。 金子堅太郎は講和の働きかけのためにアメリカへ渡った。このとき金子は新渡戸の『武士道』とこのイーストレーキの『勇敢な日本』、この2冊しか持っていなかったという。 原題は“Heroic Japan: A History of th…

佐藤賢一の文章力

かのフランス革命を描く、佐藤賢一の意欲作『革命のライオン (小説フランス革命 1)』を読んでいる。そして、まだ最初の数ページしか眼を通していないにもかかわらず早くも佐藤の文章力に疑念が湧いてきた。 「が、」の誤用 宮殿の威容には割合すぐに馴れてし…

タラントのたとえ

For unto everyone who that hath shall be given, and he shall have abundance. But from him that hath not shall be taken away even that which he hath. (Matthew 25:29) だれでも持っている者は、与えられて豊かになり、持たない者は、持っているもの…

恩田陸

月の裏側 (幻冬舎文庫)作者: 恩田陸出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2002/08/01メディア: 文庫 クリック: 22回この商品を含むブログ (123件) を見る盗まれた街 (ハヤカワ文庫 SF 333)作者: ジャック・フィニイ,福島正実出版社/メーカー: 早川書房発売日: 197…

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則作者: ジム・コリンズ,山岡洋一出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2001/12/18メディア: 単行本購入: 24人 クリック: 210回この商品を含むブログ (188件) を見る ★第五水準:第五水準の経営者 個人としての謙虚と職業…

『その数学が戦略を決める』

その数学が戦略を決める作者: イアン・エアーズ,山形浩生出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/11/29メディア: 単行本購入: 98人 クリック: 2,063回この商品を含むブログ (218件) を見る面白い。 ★オーリー・アッシェンフェルター ★ビル・ジェイムズ 第5章…

2008年度版年次改革要望書

TABLE OF CONTENTS RECOMMENDATION HIGHLIGHTS COMMUNICATIONS INFORMATION TECHNOLOGIES MEDICAL DEVICES AND PHARMACEUTICALS FINANCIAL SERVICES COMPETITION POLICY COMMERCIAL LAW AND LEGAL SYSTEMS REFORM TRANSPARENCY OTHER GOVERNMENT PRACTICES P…

小説の起源を論じるための古典

★イアン・ワット『小説の勃興』 The Rise of the Novel: Studies in Defoe, Richardson and Fielding作者: Ian Watt出版社/メーカー: Univ of California Pr発売日: 2001/06/04メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (3件) を見るTable of Contents …

市原ひかりミニライブ&サイン会

市原ひかり「JOY」CD発売記念ミニライブ&サイン会@石丸電気に行ってきた。 抽選会の時刻を間違え開場時刻ぎりぎりに到着したため、整理番号が61番だった。ただ、30番以降の人がほとんど開場時刻に間に合っていなかったので実質30番台として入場できた。 ラ…

ゴスペルコンサート

東京バプテスト教会(略してTBCらしい。某エステティックサロンとは何の関係もないが)のクリスマスゴスペルコンサート@青山学院講堂に行ってきた。 開場時刻より30分ほど早く到着したので大学図書館で時間をつぶす。 そして開場待ちの列に並んでいる間…

東京ロシア語学院学院祭

経堂にある東京ロシア語学院の学院祭初日に行ってきた。 新本原書は10%オフ。古書原書は数が少なく見るべきものが無かった。朗読CDも売っていたが興味をそそる商品は無かった。 ホームページには、 そこで今回は本校で文法研究の講座を担当されていて、ロシ…

愛がなくても喰ってゆけます。

⇒池袋で飲茶食べ放題!! 勝間和代氏は『愛がなくても喰ってゆけます。』を読むらしい。 女はどうしてこんな下品なマンガを書きそして読むのだろう。 小生がこのマンガを評して下品と断定する理由は、このマンガの巻頭ページにある。 YながFみは男同士のアナ…

ソフトバンクモバイルの敬語はおかしい

CM

ソフトバンクモバイルのCM(白戸家「ダイエット」篇)が日本語を破壊する。 松坂慶子が白戸家のお父さんに言う「少しお太りになられた?」は過剰敬語である。 正しい敬語は「少しお太りになった?」である。

大戸屋値上げ

これまで小生の晩飯の味方だと思っていた大戸屋が、本日(12月1日)の新メニューで軒並み値上げした。 魚系のメニューはリーズナブルであるとまだ言えるレベルかも知れないが、肉系メニューはリーズナブルとはもはや言い難い。800円を切るメニューがかぞえる…

そのうち読みたい本

松林図屏風作者: 萩耿介出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2008/11/29メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (7件) を見るオプス・デイ―カトリックの動き (文庫クセジュ)作者: ドミニークル・トゥルノー,尾崎正明出版社/…

日本語が亡びるとき

⇒今世紀最重要の一冊 - 書評 - 日本語が亡びるとき 本書「日本語が亡びるとき」は、今世紀においてこれまで書かれた中で、最重要の一冊(以下略)。ノンフィクションの本を紹介する際、ふだん私はここに目次を入れているのは本blogの読者であればご存知かと…

テキストとテキストブック

⇒テキストも読もうよ、テキストブックだけじゃなくて 「テキストブック」と「テキスト」の違いは、「日本語が亡びるとき」を一読いただくとして、別のいい方をすれば「ノンフィクション」と「フィクション」となるだろうか。「読み物」と「物語」の違いと言…

オバマ氏が言及したtyrannyとは

⇒The Associated Press: President-elect Barack Obama's remarks in Chicago OBAMA: When the bombs fell on our harbor and tyranny threatened the world, she was there to witness a generation rise to greatness and a democracy was saved. Yes we c…

ミトコンドリアDNA

タモリ - D4a 爆笑問題 - D4a ベッキー - D4a 上地雄輔 - D4b 茂木健一郎 - D4d 虻川美穂子 - D4j 糸井重里 - D5a 新垣結衣 - A1a 河本準一 - B4a 養老孟司 - B4f 羽鳥慎一 - M7b 太田光 - M7a 宮崎宣子 - N9a『開局55年記念番組 タモリ教授のハテナの殿堂?…

二十世紀フランス小説 - ドミニック・ラバテ

二十世紀フランス小説 (文庫クセジュ)作者: ドミニクラバテ,Dominique Rabat´e,三ッ堀広一郎出版社/メーカー: 白水社発売日: 2008/05/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見る 序論 プロローグ 危機のジャンル(1900〜191…

書籍

ジュンク堂(新宿店)が洋書の半額セールを開催しているのでまたまた購入。 ★Malcolm Gladwell『Blink』(Little, Brown)1,344 -> 672 ★Elmore Leonard『Killshot』(Harper)1,344 -> 672 ★Michael Connely『The Overlook (A Harry Bosch Novel)』(Grand …

テレマックの冒険

シュリーマンの自伝に触発されてテレマックの冒険〈上〉 (1969年) (古典文庫〈26〉)を読んでみた。 いや、正確に言うと、読み始めようとしてみた。 が、いきなり挫折。・・・訳文がひどい。 カリプソは、ユリースの船出があきらめきれなかった。 この訳文を…

オバマ氏勝利演説

If there is anyone out there who still doubts that America is a place where all things are possible, who still wonders if the dream of our founders is alive in our time, who still questions the power of our democracy, tonight is your answe…

北尾吉孝氏が薦める5冊

本との接し方は十人十色であり、他人がどんな読書の仕方をしているのかは気になるところであるが、それを知る機会はあまりない。雑誌記事を読んで知るのがせいぜいである。『東洋経済』に掲載された北尾の読書習慣はこんな感じらしい。 毎日の仕事で忙しい中…

佐藤優「わが獄中読書記」

池田信夫氏のブログを読んでいるとしばしば宇野弘蔵の名前が挙がる。 池田氏は2年前、佐藤優の「わが獄中読書記」(『東洋経済』2006年8/12・19合併特大号)を引き合いに出し、宇野を紹介したことがある。小生は興味をそそられ、その「読書記」を読んでみた…

『東大駒場連続講義 知の遠近法』

東大駒場連続講義 知の遠近法 (講談社選書メチエ)作者: H.ゴチェフスキ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/04/11メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (10件) を見る本書は大学での講義をまとめたもの。 中でも「小説のパースペクティヴ」…