新・批評の事情 不良のための論壇案内 - 永江朗
1 この国のゆく道きた道
内田樹 / 時代は叔父さんを求めている
- 『「おじさん」的思考』内田樹
- 『ためらいの倫理学―戦争・性・物語 (角川文庫)』内田樹
- 『レヴィナスと愛の現象学』内田樹
- 『寝ながら学べる構造主義 ((文春新書))』内田樹
- 『それってどうなの主義』斎藤美奈子
- 『青空人生相談所 (ちくま文庫)』橋本治
- 『貧乏は正しい!―ぼくらの東京物語 (小学館文庫)』橋本治
- 『ものぐさ精神分析 (中公文庫)』岸田秀
- 『僕の叔父さん 網野善彦 (集英社新書)』中沢新一
- 『知への散策―現代思想入門』足立和浩
- 『先生はえらい (ちくまプリマー新書)』内田樹
- 『下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)』内田樹
- 『他者と死者―ラカンによるレヴィナス』内田樹
- 『映画の構造分析』内田樹
- 『フーコー・ドゥルーズ・デリダ (河出文庫―文芸コレクション)』蓮實重彦
- 『期間限定の思想―「おじさん」的思考〈2〉』内田樹
小熊英二 / 自明の理の破壊
藤原帰一 / 現実主義ではなくリアリズムを
森達也 / 戦略的ナイーブで
姜尚中 / 「どちらでもない」から見えるもの
北田暁大 / ネタとベタとアイロニー
- 『広告の誕生―近代メディア文化の歴史社会学 (岩波現代文庫)』北田暁大
- 『存在論的、郵便的―ジャック・デリダについて』東浩紀
- 『東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム (NHKブックス)』東浩紀, 北田暁大
- 『広告都市・東京―その誕生と死 (広済堂ライブラリー)』北田暁大
- 『〈意味〉への抗い―メディエーションの文化政治学』北田暁大
- 『広告批評』
- 『都市の比較社会学―都市はなぜ都市であるのか (現代社会学選書)』若林幹夫
- 『知識人と社会―J=P.サルトルにおける政治と実存 (現代社会学選書)』三宅芳夫
- 『責任と正義―リベラリズムの居場所』北田暁大
- 『嗤う日本の「ナショナリズム」 (NHKブックス)』北田暁大
- 『封印される不平等』橘木俊詔, 斎藤貴男, 佐藤俊樹, 苅谷剛彦
- 『電車男 (新潮文庫)』中野独人
- 『なんとなく、クリスタル (新潮文庫)』田中康夫
鈴木謙介 / 「意味から意味への接続」のなかで
酒井隆史 / ネオリベラリズムは「自由」か
- 『自由論―現在性の系譜学』酒井隆史
- 『暴力の哲学 (シリーズ・道徳の系譜)』酒井隆史
- 『監獄の誕生 ― 監視と処罰』ミシェル・フーコー
- 『安全神話崩壊のパラドックス―治安の法社会学』河合幹雄
- 『要塞都市LA 増補新版』マイク・デイヴィス
- 『アメリカは恐怖に踊る』バリー・グラスナー
- 『バトル・ロワイアル』高見広春
2 格差社会の歩き方
玄田有史 / 仕事に就くということ
斎藤貴男 / 「自由と平等」のいま
稲葉振一郎 / 経済と倫理のあいだで
野口旭とリフレ派の人びと / 基本に忠実、だから強力
- 『経済学を知らないエコノミストたち』野口旭
- 『経済論戦―いまここにある危機の虚像と実像』野口旭
- 『スティグリッツ入門経済学 <第3版>』J.E.スティグリッツ
3 00年代カルチャー
菊地成孔 / 大衆音楽の過去・現在・未来
- 『CDは株券ではない』菊地成孔
- 『憂鬱と官能を教えた学校 上---【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史 調律、調性および旋律・和声 (河出文庫 き 3-1)』菊地成孔, 大谷能生
- 『憂鬱と官能を教えた学校 下---【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史 旋律・和声および律動 (河出文庫 き 3-2)』菊地成孔, 大谷能生
- 『東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編 (文春文庫)』菊地成孔, 大谷能生
- 『東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・キーワード編 (文春文庫)』菊地成孔, 大谷能生, 飯野友幸, 野田努, 大友良英, 濱瀬元彦, 本條晴一郎
- 『スペインの宇宙食』菊地成孔
陣野俊史 / 日本文学はフランス暴動とつながっている
- 『フットボール・エクスプロージョン!―2002年への導火線』陣野俊史
- 『フットボール都市論―スタジアムの文化闘争』陣野俊史
- 『じゃがたら』陣野俊史, 松原研二
- 『渋さ知らズ』陣野俊史
- 『ヒップホップ・ジャパン』陣野俊史
- 『龍以後の世界―村上龍という「最終兵器」の研究 オフサイド・ブックス四六スーパー』陣野俊史
- 『フランス暴動----移民法とラップ・フランセ』陣野俊史
- 「文学の「前衛」のために 舞城王太郎論」(群像 2004年5月号)
- 『九十九十九 (講談社文庫)』舞城王太郎
- 『シミュレーショニズム (ちくま学芸文庫)』椹木野衣
仲俣暁生 / 雑誌を編集するように批評する
- 『文学:ポスト・ムラカミの日本文学 カルチャー・スタディーズ』仲俣暁生
- 『極西文学論―West way to the world』仲俣暁生
- 『“ことば”の仕事』仲俣暁生, 大野純一
- 『「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか』仲俣暁生, 愛媛川十三, 舞城王太郎
- 『いまの生活「電子社会誕生」―日本語ワープロからインターネットまで』赤木昭夫, 浜野保樹, 紀田順一郎, 名和小太郎, 仲俣暁生
- 『オンライン書店大論争―100‐day dialogue インターネットか?街の本屋か? (別冊・本とコンピュータ)』室謙二, 仲俣暁生, 「本とコンピュータ」編集室
- 『オンライン・マガジンを読み倒す (HONCO双書 (H004))』仲俣暁生, 水越伸, 和田忠彦
- 『シティロード』
- 『ワイアード 日本版』
- 『本とコンピュータ』
- 『煙か土か食い物 (講談社文庫)』舞城王太郎
- 『ガラスの街』ポール・オースター
- 『世界は密室でできている。 (講談社文庫)』舞城王太郎
- 『Wolfgang Tillmans: View from Above (Hatje Cantz)』Rudolf Schmitz, Giorgio Verzotti, Felix Zdenek
- 『パーク・ライフ (文春文庫)』吉田修一
- 『白鯨 上 (岩波文庫)』ハーマン・メルヴィル
『白鯨 中 (岩波文庫)』
『白鯨 下 (岩波文庫 赤 308-3)』
- 『マス・イメージ論』吉本隆明
- 『ハイ・イメージ論〈1〉 (福武文庫)』
- 『山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫)』舞城王太郎
- 『阿修羅ガール (新潮文庫)』舞城王太郎
田中和生 / 高度資本主義下の純文学は
縄田一男 / 時代小説は「こうであってほしかった過去」
- 『秘剣、豪剣、魔剣―時代小説の楽しみ〈1〉 (新潮文庫)』縄田一男
『時代小説の楽しみ〈2〉闇に生きる (新潮文庫)』
『関八州の旅がらす―時代小説の楽しみ〈3〉 (新潮文庫)』
『八百八町捕物控 (新潮文庫―時代小説の楽しみ)』
『時代小説の楽しみ〈5〉江戸市井図絵 (新潮文庫)』
『大江戸指名手配―時代小説の楽しみ〈6〉 (新潮文庫)』
『剣に生き、剣に死す (新潮文庫―時代小説の楽しみ)』
『戦国英雄伝 (新潮文庫―時代小説の楽しみ)』
『維新の群像 (新潮文庫―時代小説の楽しみ)』
『仇討騒動異聞―時代小説の楽しみ〈10〉 (新潮文庫)』
『魔界への招待 (新潮文庫―時代小説の楽しみ)』
『波涛風雲録―時代小説の楽しみ〈12〉 (新潮文庫)』
『時代小説・十二人のヒーロー―時代小説の楽しみ〈別巻〉 (新潮社文庫)』
- 『時代小説の読みどころ―傑作・力作徹底案内 (角川文庫)』縄田一男
- 『捕物帳の系譜 (中公文庫)』縄田一男
- 『半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)』岡本綺堂
『半七捕物帳〈2〉 (光文社時代小説文庫)』
『半七捕物帳〈3〉 (光文社時代小説文庫)』
『半七捕物帳〈4〉 (光文社時代小説文庫)』
『半七捕物帳〈5〉 (光文社時代小説文庫)』
『半七捕物帳〈6〉 (光文社時代小説文庫)』
- 『右門捕物帖 (1) (春陽文庫)』佐々木味津三
『右門捕物帖 (2) (春陽文庫)』
『右門捕物帖 (3) (春陽文庫)』
『右門捕物帖 (4) (春陽文庫)』
- 『銭形平次捕物控〈1〉平次屠蘇機嫌 (嶋中文庫)』野村胡堂
『銭形平次捕物控〈15〉茶碗割り (嶋中文庫)』
- 『大衆小説の世界と反世界 (1983年)』池田浩士
- 『教養小説の崩壊 (池田浩士コレクション)』池田浩士
- 『池宮彰一郎戦国歴史舞台を歩く (毎日ムック)』池宮彰一郎
- 『遁(に)げろ家康 (上) (朝日文庫)』池宮彰一郎
『遁(に)げろ家康 (下) (朝日文庫)』
- 『覇王の家(上) (新潮文庫)』司馬遼太郎
『覇王の家(下) (新潮文庫)』
- 『島津奔る〈上〉 (新潮文庫)』池宮彰一郎
『島津奔る〈下〉 (新潮文庫)』
- 『関ケ原(上) (新潮文庫)』司馬遼太郎
『関ケ原(中) (新潮文庫)』
『関ケ原(下) (新潮文庫)』
- 『平家 (1) (角川文庫)』池宮彰一郎
『平家 (2) (角川文庫)』
『平家〈3〉 (角川文庫)』
『平家〈4〉 (角川文庫)』
- 『新・平家物語(一) (吉川英治歴史時代文庫)』吉川英治
『新・平家物語(十六) (吉川英治歴史時代文庫)』
山下裕二 / 日本美術がヤバイわけ
ササキバラ・ゴウ / おたく国策化には都合の悪いこと
荷宮和子 / 強者の論理に言いくるめられないために
- 「グッバイ・ゴジラ、ハロー・キティ」(群像 2007年4月号)加藤典洋
- 『若者はなぜ怒らなくなったのか―団塊と団塊ジュニアの溝 (中公新書ラクレ)』荷宮和子
- 『クマの時代―消費社会をさまよう者の「救い」とは (カッパ・サイエンス―少女民俗学)』荷宮和子, 大塚英志
- 『バリバリのハト派?女子供カルチャー反戦論』荷宮和子
- 『声に出して読めないネット掲示板 (中公新書ラクレ)』荷宮和子
- 『なぜフェミニズムは没落したのか (中公新書ラクレ)』荷宮和子
4 ライフスタイル
ドン小西 / 「新しい」=「正解」か?
- 「ドン小西のイケてるファッションチェック」(『週刊朝日』)
遠山周平 / 日本人は洋服をどうすればいいのか
赤城耕一 / カメラから写真を語る
- 『カメラ至上主義! (平凡社新書)』赤城耕一
- 『銀塩カメラ至上主義!』赤城耕一
福野礼一郎 / 『暮らしの手帖』的クルマ論
山口淳 / バブル後のモノ語り
- 『「これは、欲しい。」 (Pen BOOKS)』山口淳
- 『ビームスの奇跡』山口淳
松田忠徳 / 温泉の分節化
- 『温泉教授の温泉ゼミナール (光文社新書)』松田忠徳
犬養裕美子 / 客と店との幸福度
- 『東京ハッピー・レストラン』犬養裕美子
- 『2006-07 Tokyo's Best Restaurants 東京 ハッピー・レストラン』犬養裕美子
- 作者: 永江朗
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2007/05
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文庫版『新・批評の事情 不良のための論壇案内 (ちくま文庫)』ではあらたに、湯浅誠、雨宮処凛、赤木智弘、宇野常寛、前田塁、安藤礼二、岡田暁生ら7人について書き下ろされている。