雑記

あけましておめでとうございます

昨年はブログをあまり更新せず、半ば休眠状態でしたが、今年はなるべく更新できるようにしていきたいと考えております。 本年もよろしくお願い申し上げます。

マーシャル諸島クラウドファンディング最低目標額達成

6月9日に書いた「マーシャル諸島に図書館を」の記事で紹介したクラウドファンディングのプロジェクトですが、先ほどついに最低限の目標額に到達しました(募集期間は29日まで。飽くまで最低限の額なので、実際にはもっとかかるそうです)。 読者の中にご支援…

マーシャル諸島に図書館を

巷ではユーチューバーの人気がうなぎ登りだが、今回は国産の生放送配信サービス「ニコニコ生放送」で活動する配信者の話を書く。 ニコニコ生放送の配信者に「かりあげ店長」という人がいる。 それほど有名な配信者ではないが完全に無名というわけでもない。 …

講談社kindleセール

お久しぶりです。近況報告ではありませんが、このところ仕事に体力を奪われそのせいでブログの更新が滞っていました。 さて、この度アマゾンでは6月8日まで講談社のkindleのセールを開催しています。最大50%のポイント還元、対象の書籍は1万冊以上とのことで…

インフルエンザ治療代は約5,000円

この度めでたくA型インフルエンザに罹った。 備忘のために、かかった治療費を書き留めておこう。 ちなみにインフルエンザ検査は痛いというイメージがあるが、耳鼻咽喉科でやってもらうとあんまり痛くないのでおすすめだ。 あじさか耳鼻咽喉科クリニックにて…

新年のご挨拶

Kindle本50%ポイント還元セール(文藝春秋)

Amazon が 三日間限定 文春祭り2016(11月18日(金)〜11月20日(日)23時59分)を行なっています。50%ポイント還元セールです。 これを機にKindle片手に読書してみるのもいいかも知れませんね。 浅田次郎『合本 壬生義士伝』 池上彰『この社会で戦う君に「…

歯医者の口コミサイト「デンターネット」は信用するな

先日、歯にひどい痛みを感じた。虫歯だ。馴染みの歯医者を持たぬ筆者は、通ったことのない歯医者に走った。何度かそこに通った。そして無事、問題の虫歯は治った。そこまでは何の問題もなかった。が、通い続けるうちに気づいてしまった。「この歯医者はダメ…

Kindle本セール(文春、徳間など)

Amazon が Kindle 本のポイント還元セール(〜6月2日(木)23時59分)を行なっています。 50%OFFの本の一覧はこちら 50%還元本の一覧はこちら 文藝春秋は50%還元、徳間書店は50%OFFとなっているようです。これを機に読んでみるのもいいかも知れませんね。 50…

米タイム誌「影響力ある100人」に選ばれた5人の作家

アメリカの週刊誌「タイム」が選んだ2016年の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた作家は5人。以下、各人評をタイム誌から拙訳にて引用する。 Lin-Manuel Miranda/リン・マニュエル・ミランダHamilton については今まで多くのことが言われて…

佐藤優が選ぶ知的ビジネスパーソンのための中公新書・文庫113冊

月刊誌『中央公論』2016年5月号に、「特集 佐藤優が選ぶ知的ビジネスパーソンのための中公新書・文庫113冊」が掲載されていたので、メモ。 A 仕事に活かせる組織論を学ぶ17冊 新書 ★『外務省革新派』(2059)戸部良一第二次世界大戦について、陸軍責任論…

新潮社ウェブサイト「作家自作を語る」掲載作一覧

4月1日にオープンした新潮社ウェブサイト「作家自作を語る」。毎週1話ほどのペースで新たな談話をアップする予定とのこと。 参考までに本日(4月10日)時点で公開されている作品を掲げておく。 あ 有吉佐和子『複合汚染』 → 自作を語る 池波正太郎『おとこの…

Kindle本、最大50%還元セール

AmazonがKindle本のポイント還元セールを行なっているようです。文藝春秋が50%、講談社が40%(一部50%)、その他は20%、30%、50%の還元率で販売しています。還元率が一律でない出版社もあり書籍を個別にチェックしないと分からないケースもあるようです。司…

ベレ出版 人気の英語学習本 今だけ PRICE DOWN

英語学習本で有名なベレ出版が「人気の英語学習本 今だけ PRICE DOWN」と銘打って電子書籍のセール(2月29日(月)まで)をやっています。Kinoppyのサイト上だと対象の本は20冊(と謳いつつ何故か19冊)となっていますが、Amazonだと対象はそのうち12冊だけ…

シャープと鴻海の舞台裏?

以下、深田萌絵のfacebookより引用 皆さんお祝いをありがとうございます。 未熟なまま38歳になりました。 数年前に起こった同級生との小さな掛け違い、、だったはずが、中国スパイ事件だったと知り、スパイ事件なんて誰にも話せないと落ち込んでたらイケメ…

Kindle本セール - 文春文庫合本

文藝春秋社が電子書籍のセールを実施していますね。文春文庫の合本が一部50%OFFとなっています。ただ司馬遼太郎だけは全ての合本がセール対象です。おそらく没後20年という主旨なのでしょう。このセールもちろんAmazonでも行われています。これを機に読んで…

デビッド・セインの「ネイティブはこう使う!マンガでわかる」シリーズが無料(Google Play)

以前にも紹介したことのある英語学習本、デビッド・セインの『ネイティブはこう使う!マンガでわかる』シリーズ5冊がGoogle Playでなんと無料で配信されています。配信期限はわかりませんが、興味のある方はこの機会にゲットしてみてはいかがでしょうか。 …

第154回芥川賞受賞作2 死んでいない者 - 滝口悠生

川からそう離れていない畑のなかの一軒の家にはまだ明かりが点いていて、砂利敷きの庭に屋内から漏れる蛍光灯の白い明かりが漏れてぼんやりと照っている。 庭に面した緑側で機材を前にあぐらをかきヘッドフォンをした美之は、今さっき寺から響いてきた鐘の音…

第154回芥川賞受賞作1 異類婚姻譚(いるいこんいんたん) - 本谷有希子

ハコネちゃんは、もぐもぐ口を動かしながら言った。 そうだ、おねえさん、蛇ボールの話、知ってます? 私、それ、何で読んだのかなあ。昔、誰かに教えてもらったんだっけかなあ。二匹の蛇がね、相手のしっぽをお互い、共食いしていくんです。どんどんどんど…

ONLY-J上尾愛宕店は悪質店

携帯電話販売の施策でよく使われている方法にキャッシュバックがあるが、いざ契約するとなった場合は、きちんと信頼のおける店を選ばないと駄目だ。いい加減な店を選んだ結果、キャッシュバックが貰えずじまいになったというケースが現実にはあるのだ。たと…

Kindle本セール - 光文社

アマゾンでは、光文社の Kindle 本セールも開催しています。光文社といえば、光文社古典新訳文庫ですね。中山元のカント、亀山郁夫のドストエフスキーといったラインナップが思い浮かびます。今回のセールは「約50%割引 (+20%ポイント還元)」ということで…

Kindle本セール - 朝日新聞出版(12/13まで)

アマゾンでは、12/13(日)まで、朝日新聞出版の Kindle 本セールを開催しています。 朝日新聞出版と言えば、司馬遼太郎の『街道をゆく』シリーズですね。今回は「50%ポイント還元」ですから、この機会を利用すれば半額で買えちゃうということですね。 せっ…

講談社kindle本が50%ポイント還元!(あの近世日本国民史も)―12/6(日)まで

以前にも書いたが、徳富蘇峰『近世日本国民史』は、渡部昇一がかのベストセラー本『知的生活の方法』で激賞していた本だ。 今でも思い出すのは徳富蘇峯の『近世日本国民史』五十巻を六本木の古本屋で見つけたときのことである。これは信長以来、幕末までのも…

Amazonプライム・ビデオがスタート

かねてから9月下旬スタートと報じられていたAmazonプライム・ビデオがサービスを開始したようです。プライム会員なら好きなだけ映画、ドラマ、アニメ、バラエティー、ミュージックビデオが見られます(但し対象作品のみ)。利用可能端末は、Kindle Fire、Wi…

kindle本50%OFFが継続中なので英語関連本でも...

[追記]6月1日12時頃、セールは終了したようです。 [再追記]6月3日現在、セールは再開しているようです。 [追記]6月4日現在、セールは終了したようです。 デイビッド・セイン ネイティブはこう使う!マンガでわかる前置詞 ネイティブはこう使う!マンガでわか…

kindle本が半額!あの近世日本国民史も!しかし...

アマゾンがkindle本の半額セールを実施しています。[追記]6月1日12時頃、セールは終了したようです。 [再追記]6月3日現在、セールは再開しているようですが、ここで紹介した書籍は対象外になりました。 [追記]6月4日現在、セールは終了したようです。 厳密に…

サミュエル・ペピー?

スティーブン・ピンカーの『暴力の人類史』を読んでいたら、「サミュエル・ペピー」なる人物の日記が引用されるページに辿りついた。すぐに、この「ペピー」が誤表記であり、正しくはサミュエル・「ピープス」であることに気がついた。本書の訳者は知らないのか…

箱根制覇の背中を押した男

(前略)青学大は箱根から28年も遠ざかっていた。原によれば、ゼロからというよりもマイナスからのスタート」。出場を果たしたのは監督就任5年目だった。 2012年は5位、13年は8位、14年は5位と着実に力をつけ、強豪の仲間入りを果たした。 頂…

第152回芥川賞候補その5 - 高尾長良「影媛」

波波迦の木の葉が緩(ゆっくり)と揺れている。彼女は襲衣(おすい)を肩まで滑(すべ)し、爪立って黒葛(つづら)巻の細刀を波波迦の木の枝に当て、押し切った。 宙に舞う糠の様な粉を払い退け、腰の帯に枝を挟み入れて彼女は手近の枝へと移った。 直截な…

第152回芥川賞候補その4 - 小谷野敦「ヌエのいた家」

ヌエは、私の父である。いや、あったと言うべきか。 母は、六十七歳でがんが発見されて、一年で死んだ。発見された時は、もう手術はできず、築地のがんセンターへ通って抗がん剤治療を受けていたが、効かなかった。実家の隣りの町の病院に二ヶ月ほど入院した…